初風炉 後編

炭点前が済んだら、主菓子をお出しします

「湖水春望」たねや 器は膳所焼(ぜぜやき)

滋賀県近江八幡市のたねやの栞には、「水鳥も夢見ごこちに春の湖(うみ)」

波もおだやかな湖にうかぶ ゆらゆらまどろむ水鳥たちの様子だとか…

そして中立(なかだち)のあと 銅鑼の合図で後入りして濃茶がはじまります

お軸が花に代わって
濃茶の点前は「茶筅飾り」

濃茶のあとは薄茶

御干菓子をお出します

干菓子の器は舟
和三盆:たねや 玉子煎餅:末富

主菓子、和三盆「風あそび」ともにたねや製、玉子煎餅「宝尽くし 日々是吉祥」は末富

茶事の締めは、ほうじ茶と水菓子

水菓子の代わりにゼリー

水菓子といえばフルーツですが、ニューピオーネを入れたグレープゼリーを作ってみました

気に入っていただけて うれしいです

お正客はじめご連客のお蔭で、3日間どうにか無事に終わりました

茶事のひとときを楽しんでいただいたようでホッと一安心

ありがとうございました

亭主の私は余裕がないまま、あれよあれよと時間だけが過ぎ去ってしまった…感

反省しつつも、来年の初風炉のことを考えはじめてます…

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