あんなに暑くて秋がとても待ち遠しかったのに、あっという間に10月が終わりそうです
この時季は、朝夕は肌寒く、温かさがほしくなりますね
なので、10月は「中置き」のお稽古です

畳の中央に風炉を置き、水に入った水指を勝手付き(お客さまから遠く)において点前をします
お客さまかに少しでもぬくもりを感じていただきたいという心遣いです




軸は「清風万里秋(せいふうばんりのあき)」
花は、シュウメイギクの白、シュウカイドウ、ホトトギス、ルリトウワタ、ムラサキシキブ、ススキなど
「残花(ざんか)」といって、残り少なくなった花をたくさん入れます

主菓子は、栗の形のこなし(漉し餡と小麦粉で作ったもの)「山づと」
干菓子は、ほうずい(寒天と卵白で作ったもの)で「柿」など
しみじみとした秋の風情で楽しくお稽古しました
来月 11月は風炉から炉に替わります
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