上橋菜穂子著『香君(こうくん)』
「西から来た少女」と「遥かな道」の上下2巻
プロローグ
「香君」とは、香りで万象を知る女性
ウマール帝国には、神郷から降臨した「香君」が奇跡の稲で飢餓を救ったという伝説があった
再び飢餓の危機が帝国を襲うとき わずかな希望は、人並み外れた特殊な嗅覚をもつ15歳の少女アイシャに託された・・・
著者コメント
「草木や虫、鳥や獣、様々な生きものたちが、香りで交わしていいる無数のやりとりをいつも風の中に感じている、そんな少女の物語です」
香りとともに生きるアイシャの壮大なスケールのファンタジー小説
装丁もステキな『香君』
文字通り、寝食を忘れるほど一気に読んでしまいました
おすすめです!
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