毎年この頃、初風炉の前後あたり、玄関の前の竹を伐ります
伐る前はこんな感じ

毎年、竹の子が出てくるので、どの竹の子を残すか間隔を見て決めます
そして前年の竹を伐り、新しい竹を伸ばします
世代交代ですね


今日伐ったのは7本
今回はあと9本伐る予定ですが、それは新しい竹の伸び具合を見ながら

5~7月に床の間にかけられる軸に
「葉々起清風(ようよう せいふうをおこす)」というのがあります
玄関を開けると初夏の風が爽やかに吹き込んでくるこの時季は、
竹の葉がそよそよと清涼な風を起こしている、というこの一行を思い起こします

「松風」とか「松籟 (しょうらい)」とか、釜の湯が煮え立つ音を表す言葉もあります
五感(視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚)で茶の湯を楽しみたいですね
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