朝食のあと、新渓園(しんけいえん)」を見学することにしました
散歩のとき、門の前を通って気になっていて、ホテルが隣接してたので助かりました
新渓園は、大原家の旧別荘で、現在「敬倹堂(けいけんどう)」、茶室を備えた「游心亭(ゆうしんてい)」があり、市民に開放されて、茶会にも使用されているとか
入館料は無料
お休みは年末年始だけなので、月曜日でも大丈夫なのがうれしいよね

この門構え見たら、気になりますよね


門をはいるとすぐに「游心亭」が見えます

看板を見ると、今日は貸席となっているので、庭園のみ見学可ですって

垣根越しに「躙り口」(にじりぐち 右手前の木の戸)が見えます
躙り口は、4畳半以下の小さな茶室でのお客の小さな出入口のことで、狭いので膝をにじって入ります
垣根に沿って歩いていくと庭園の入口になります


庭園の向こう側の「大原美術館 分館」は、施設工事のため休館中



敬倹堂の右手に腰掛待合(こしかけまちあい)が見えます

左手の縁先には、趣のある蹲(つくばい)

敬倹堂は56畳 広いですね

上座には炉が切ってあって、下座には「敬倹堂」の扁額が掛けられています

係りの人にお話を聞くと、この敬倹堂56畳や游心亭の茶室のほかに、炉が切ってある和室10畳もあって茶会など使われるそう
倉敷市民でなくても貸席します、ですって
しかも、施設使用料がビックリ!
たとえば、
9~12時の使用は、敬倹堂は1,210円、游心亭(和室)は990円、游心亭(茶室)は1,980円…
レンタルスペースとしての貸し出しもしていて、いろいろなイベントにも利用されているそうです

庭園は、明治~大正期の日本庭園の有名な庭師 七代目小川治兵衛(じへい) 通称植治(うえじ 屋号)の作庭とか
スゴイぞ新渓園!
ゆっくりしたいけど、そろそろ伯備線に乗る時間になるので、倉敷駅に向かいました
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