お線香の製造工程見学

香老舗 松栄堂京都本店2階に、お線香作りが見られる香房があります(要予約、約40分 しかも無料です)

京都本店 入口に藤袴の花、自転車を置くスペースもあります

工程は、調合された原料の攪拌からはじまり、練り、押し出し、盆切り、生付け(なまつけ)、乾燥、板上げ、だそうです

最初に香の原料などについて、展示を見ながら説明を受けました(画像は展示の一部です)

興味深くて、いろいろお聞きしたら、「香割」(こうわり)の方がお仕事の手をとめて、説明してくれました

ありがとうございます

香木加工行程見本  さまざまなお香の種類
椨粉(タブコ)つなぎに使う  香料の原産地
「印香」(いんこう)  おもな薫香の原料

原料の画像の、左上から2番目は「乳香」(にゅうこう オリバナム)、3番目は「藿香」(かっこう パチョリ)などなど

香りは、その作用・効果により国や文化の違いを超えて使われている、とあらためて思いました

それから香房の中へ

「香房」入口  攪拌・練り  押し出し・盆切り
生付け  乾燥
板上げ

香房の中はとってもいい香りでした

工程を見終わると私たちの身体も心も香りで満たされているかのよう

それから最後に香割の実演を見て、単純に四角に割るのではないことが分かってよかったです

香割の方にまた質問

ずうっとお仕事をしていると、香りが身体に染み付いて、外を歩くと香りがふわっと漂うのでは…?

「何かいい香りがする」と言われることがあるそうです

衣服や空間に香をたきしめる「薫衣香」(くのえこう)や「空薫」(そらだき)とかの火を使わないバージョンみたい

何だかステキ!

見学終了後に、小冊子(ガイドブック)「香りのさんぽ」とお線香と香立てのセットをいただきました

とってもうれしい!

丁寧にしかも分かりやすく書かれています

予定時間を少しオーバーしたようですみません

百聞は一見に如かず、ですよね

ホントに楽しいひとときをありがとうございました

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